東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)は7月19日、首都圏(1都3県)と札幌市・仙台市の2022年4~6月期の不動産流通市場の動向をまとめた。首都圏中古戸建住宅の成約件数は前年同期比マイナス 14.6%、中古マンションもマイナス10.1%で、ともに4期連続で前年同期を下回った。札幌市は中古戸建、中古マンションとも4期連続で前年同期マイナス。仙台市は中古戸建が前年同期比マイナス31.1%の大幅減となった。
首都圏の中古戸建の成約件数は3489件(前年同期比マイナス14.6%)の2ケタ減。新規登録件数は1万2567件となった。成約価格は前年同期比プラス10.0%・3734万円で、8期連続で前年同期を上回った。前期比も1.4%上昇。新規登録価格は4345万円(前期比プラス4.0%)。
中古マンションの成約件数は8974件(前年同期比マイナス10.1%)。成約m2単価は67.14万円(同プラス13.7%)で8期連続で前年同期比プラス。成約価格は4258万円(同プラス11.0%)で39期連続で前年同期を上回った。
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