工務店・住宅業界のキーパーソンたちは、今の厳しい市場をどのように見つめ、それを乗り越えていくためにどのようなシナリオを描いているのか。
工務店経営者や住宅産業の各分野の専門家、経営コンサルタント、評論家など、さまざまな立場の方に4つの質問をぶつけ、回答・提言してもらった。自社の置かれている環境と照らし合わせながら多角的に読み解くことで、危機突破のヒントが見えてくるはずだ。
Q1.いま住宅業界が直面する危機とは?
A.
日本は経済停滞で全体のパイが縮小しつつある中、現状の延長線上では集客、経営が難しくなる。一方、増税ショック、リーマンショック、コロナ&ウッドショック等、定期的に外部環境の大きな変化が起こる中、これをチャンスにできるか。真価が問われる。
Q2.危機に対し、すぐにやるべきことは?
A.
現在の主力事業で今後も自社の競争優位が続くのか。需要が増えるもの・減るものは何か。小さな兆候を感知し見極めること。同時に自社のDNA、強み、提供価値を冷徹に再認識すること。需要があり、競合が限られ、自社の強みに適合する。この3条件が揃った領域で……
続きは「工務店のための危機突破読本2022」
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