伝統から最新テクノロジーまで、手段にこだわることなく大工の復権を目指そう―。
工務店を経営しながら、ウッドステーションの社員として、大型パネルの受託製造にも関わる大工の木村光行さんが発起人となり、全国の大工を集めて「大工の会」を立ち上げた。6月30日、初の会合を開催。全国から集まった大工約30人が、大工の未来について議論した。
今回参加した大工は、木村さん直々の参加呼び掛けに応じた人々だという。木村さんは開会に当たって「“大工とは”(という問い)に対して自分なりの答えが欲しかった人が、答えを見つけられる場所と仲間を見つけた、と思って今日、ここに来てくれたのでは」と、改めて仲間であることを表明した。
参加者の中には、木村さんのように工務店経営者もいれば、ハウスメーカー、ゼネコンの下請けとして働く大工もいた。木村さんは渋沢栄一の言葉を引用し・・・
この記事は最新号『新建ハウジング紙面 7月20日号 6面』に掲載しています。
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