工務店・住宅業界のキーパーソンたちは、今の厳しい市場をどのように見つめ、それを乗り越えていくためにどのようなシナリオを描いているのか。
工務店経営者や住宅産業の各分野の専門家、経営コンサルタント、評論家など、さまざまな立場の方に4つの質問をぶつけ、回答・提言してもらった。自社の置かれている環境と照らし合わせながら多角的に読み解くことで、危機突破のヒントが見えてくるはずだ。
Q1.いま住宅業界が直面する危機とは?
A.
ウッドショック、ウクライナショックにて、急速に建築費が高騰しているが、対応できていないのが全体的な大問題。特に、低価格帯を手がけてきたビルダーが急速に顧客を失い、安い建売分譲住宅に取って代わられている。
Q2.危機に対し、すぐにやるべきことは?
A.
より高額案件へとシフトしようにも、ツーランクアップした家づくりへとシフトをしなければならないが、設計力、マーケティング力をアップするには、正統的に実力を積み上げていく必要があり、短期的な対応が難しい。より高価格帯へのシフトを考えている企業の場合は、……
続きは「工務店のための危機突破読本2022」
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