りそな銀行は7月31日、独自技術によって既存建築物の価値向上と再生利用を進める「リファイニング建築」について、青木茂建築工房(本社:大分県大分市、青木茂主宰)と業務協定を結んだ。
東日本大震災以降の耐震化ニーズと、高度成長期に建設された大量の建物が老朽化し空き室率の上昇・賃料下落を招き建て替えニーズが高まっている状況を踏まえ、ビルオーナーなどに向けてリファイニング建築の手法を活用した不動産コンサルティングの提供を始める。従来よりもコストを抑えながら耐震化、環境負荷の低減を実現できるという。
同行が顧客に土地活用提案をする際に、青木茂建築工房がリファイニング建築のノウハウを供与するだけでなく、青木茂建築工房の顧客に同行が金融面でのノウハウを提供して相談に応じるなど双方向のサポートをめざす。
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