工務店・住宅業界のキーパーソンたちは、今の厳しい市場をどのように見つめ、それを乗り越えていくためにどのようなシナリオを描いているのか。
工務店経営者や住宅産業の各分野の専門家、経営コンサルタント、評論家など、さまざまな立場の方に4つの質問をぶつけ、回答・提言してもらった。自社の置かれている環境と照らし合わせながら多角的に読み解くことで、危機突破のヒントが見えてくるはずだ。
Q1.いま住宅業界が直面する危機とは?
A.
建築の高騰により、これまで築き上げた「ノウハウ」や「作風」、「クライアントの変化」にどう対処していくかに尽きると思う。「変わらなければいけないこと」、「変えてはいけないこと」の見極めが大事。
Q2.危機に対し、すぐにやるべきことは?
A.
工務店も設計事務所もクライアントもより親密に、見積もり時から3者で設計や施工の価値の確認、素材一つ一つのグレードなどを確認して家づくりを進めることで信頼関係を築くこと。
Q3.住宅産業・市場は今後どうなっていくか?
A.
明るいイメージは浮かばない…。難しくて、面倒な仕事と依頼者が増えていく思います。知識と経験とデジタル能力がより必要とされていくのでは?……
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