建材メーカーのノダ(東京都台東区)は7月11日、2022年11月期第2四半期(累計)の連結業績予想について、前回(1月17日)発表から上方修正した。売上高は前回355億円から386億円に、営業利益は29億円から46.9億円に、経常利益は30億円から49.8億円に修正した。
修正の理由としてノダはウッドショックによる国内合板相場の大幅な上昇を挙げた。原材料の確保や製品の安定供給に取り組むとともに、建材製品の価格改定を行って収益確保に努めたとした。また、合板に関しては、品薄感からコストアップに先行して販売価格の大幅な上昇が続いた。その結果、売上高・利益とも前回発表予想を大幅に上回る見込みとなったとしている。
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