TOTO(福岡県北九州市)は7月8日、グループ会社であるTOTO VIETNAM(TOTOベトナム、ベトナム社会主義共和国ハノイ市)の第4工場が7月から稼働を開始したと発表した。同工場の生産能力は年間約100万ピース、TOTOベトナム全体での生産能力は約1.4倍となる。
同工場では、エネルギー効率の高い最新鋭の高効率焼成窯2基を導入するなど、CO2排出量を削減。また、生産工程へのロボットや自動化ラインの導入、焼成時の高温に耐える2次元コードを用いた個体識別システムにより、省力化・自動化を実現した。カーボンニュートラルで持続可能な社会の実現にむけて貢献するとともに、品質・生産効率向上を図る。
TOTOベトナムでは、ハノイ市内に第1工場・第2工場、ハノイ市近郊のフンイェン省に第3工場を稼働させ、ベトナム国内およびアジア・米州に衛生陶器を供給してきた。今回、第3工場敷地内に新設した第4工場は、衛生陶器のグローバルな需要伸長に対応する生産拠点として世界各地域へ供給していくとしている。
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