大阪ガスと京セラは、1kW級の家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)コージェネレーションシステムを使った国内初となる実住居での運用試験を開始する。 大阪ガスが所有する実験集合住宅「NEXT21」内に設けた共同研究住戸(1住戸、4人家族)に設置する。
SOFCコージェネレーションシステムは、総合エネルギー効率に占める発電効率の割合が高いという特徴がある。電力需要に比べて熱需要の少ない住宅でも経済メリットが期待できる。また、貯湯温度が高いことから貯湯槽がコンパクトで省スペースタイプにできるため、戸建住宅だけでなく熱需要量の小さい集合住宅にも適した家庭用コージェネレーションシステムとして期待されている。
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