リノベーションをテーマにした女優・波瑠さん主演のドラマ「魔法のリノベ」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜日 午後10時)が7月18日よりスタートする。住宅リノベを題材に、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題に立ち向かう主人公たちが「機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で解決していく」ストーリーだという。
工務店関係者の間では「このドラマをきっかけに生活者にリノベの魅力が伝われば嬉しい」と期待の声があがっている。
波瑠さんが演じるのは、大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場でありながら、事情があって福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた主人公・真行寺小梅(しんぎょうじ こうめ)。そんな小梅とタッグを組むのが、営業成績0点の福山玄之助(ふくやま げんのすけ)を俳優の間宮祥太朗さんが演じる。
家のリノベ=人生のリノベ
“いつだってやり直せる”
ある日、まるふく工務店に営業職として転職してきた小梅。前職では経験に基づく豊富な知識と優れた観察眼を武器に、営業エースとして順風満帆な会社人生を送っていた。ただ、30歳を目前に“しくじり”に見舞われ、退社を余儀なくされたという。
一方、間宮さんが演じる玄之介は、脱サラして家業のまるふく工務店で営業職として働き始めるも、人の良さから成約ゼロ。
小梅が玄之介の教育係を兼ねてコンビを組むことになった二人。元大手の営業エースと成績0点というコンビでありながら、自分の人生にリノベが必要な点は一致しているコンビ。正反対のような部分もあれば、どこか似ている部分もある二人が繰り広げる会話劇は必見だ。リノベをテーマにどんなお仕事エンターテイメントが繰り広げられるのか―。
コメントは以下の通り。
波瑠さん
私が演じる小梅は、誠実にお客様と向き合う、実直な頑張り屋さん。でも、決して世渡り上手ではなく、ちょっと不器用なところがあり、ちゃんと真っ直ぐにぶつかって、失敗して、学んで、成長していく、そんな魅力的な人物です。
この作品はただのお仕事ドラマではなく、家を通して人を見たり、人を通して家を見たりしながら、自分や目の前にいる人の新たな一面に気づかせてくれる、人と人との温かさを描いたドラマです。リノベーションという魔法をかければ、お客様が淡く抱いた夢を叶えるお手伝いができるという点でも、ものすごく希望溢れる作品になる気がしています。
毎回ゲストの方と本当のお客様に向き合うつもりでコミュニケーション取りながら、小梅を演じていけたらなと思います。
バディを組む間宮さんは、派手でやんちゃなイメージを勝手に持っていたのですが、以前ドラマでご一緒した際、とても男気があって、落ち着いていて、すごく誠実に作品に向き合う方で、ものすごく頼りにしています。
先日、監督やプロデューサーと作品について話し、チームの情熱を感じているので、私も気合を入れて取り組みたいと思います。
間宮祥太朗さん
僕が演じる玄之介は、沢山の困難に、打たれても打たれても完全には折れない“強さ”があります。ただ、その核となるものに逃げずに向き合えているかというとそうでもなく…そういった未熟な部分が、波瑠さん演じる小梅との出会いでどう変化していくのか。お互いに足りないものを補い合う、絶妙な営業バディ感を見せていけたらと思っています。
2人が掛け合う場面は、空気感を損なわずに、ちょっとクスっとなるような、コメディスパイスをいれた楽しいシーンにしたいです。
波瑠さんとは以前に共演させていただいて、お互いに信頼と尊敬を持って一緒にシーンを作れたなと思える存在。すごくしっかりしていて、ストイックに自分を追い込んでいく役者さんだなと思います。きっと興味がそんなにないだろう僕の話も話題を広げてくれますし、話しやすくてとても信頼しています。
このドラマはリノベというテーマがあり、営業するお仕事ドラマでもありますが、依頼人にはそれぞれの生活があって悩みや希望があります。テレビを見ている人たちにも、それぞれ自分自身の家や生活、日常と照らし合わせながら見てくださるといいなと思います。ぜひ、お楽しみに!
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