コングロ(東京都新宿区)はこのほど、ヤマダホームズ(群馬県高崎市)が運営するヤマダ不動産のフランチャイズ事業を継承し、FC展開を開始した。これまでヤマダホームズが全国展開してきた経験とBtoBの営業技術・不動産事業のノウハウを引き継ぐとともに、新たなコンテンツサービスを拡充して、地域の総合不動産ネットワークを構築し、さらなるサービス向上を図る。
今後の展開として、まずは北関東・首都圏・中部地域の重点エリアをかためた後、関西以西への進出を目指す。1店舗で年間手数料収入5000万~1億円規模のチェーンを創っていく考え。既存のインショップ60店舗と、これから展開する路面店の一次募集で2023年末までに150店舗体制にし、2024年に300店舗、2030年には1000店体制まで伸ばしていきたいとしている。
加盟金は250万円、初期システム導入費100万円、月額ロイヤリティ25万円。加盟店は、総合不動産企業としてのワンストップサービスを展開できるほか、リースバック事業での差別化やヤマダブランドを活用したPR活動で認知・信用力の向上など多くのメリットがあるとする。
コングロは、ヤマダホームズの100%⼦会社で、地盤調査・改良⼯事事業、エクステリア事業、アライアンスソリューション事業を手掛けている。地盤改良事業では、独⾃のMS⼯法を軸に特許も取得。また、エクステリア事業は⼀昨年から展開を始め、既に年間1400件を超える⼯事を受注している。
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