三建(兵庫県加古川市)は7月1日、断熱等級7に対応した新商品「フォレス・ゼロ・プラス」を兵庫県内で発売した。
同住宅では、住宅性能評価制度において、10月からスタートする断熱等性能等級7に対応。高い熱伝導率を有する高性能フェノールフォームを活用した「ネオマフォーム」60mmを壁や天井にダブルで配置し、基礎断熱100mmを含む完全外断熱工法を採用した。窓は樹脂のトリプルサッシ。建築費は300万円程度増額するものの、優れた断熱性能による光熱費の減額と太陽光発電等の経済的効果により、住宅のランニングコストを大幅に抑えられるとしている。また、電気自動車に対応できるV2H等も設置可能。
建築中の稲美モデルハウスは、3LDK+S・床面積28坪程度の現実的な広さのなかで、天井高約220cmという低さを感じさせない解放感のあるすっきりとした間取り、空間を演出。適材適所の収納や外部のデッキスペース、駐車場から裏玄関への動線など、暮らしを豊かにする工夫が随所に施されている。
また、共働き世帯の増加やコロナ対策も見据え、玄関近くに洗面を配置し帰宅後の手洗いから着替え、リビングへの動線や、キッチンから洗濯、物干し、収納という家事動線が1階で完結できるようになっている。
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