思った以上に厄介な改正になるかもしれない―。
こう話すのは、以前から4号特例に疑問を呈していたM’s構造設計の代表・佐藤実さん。
2025年省エネ基準適合義務化とあわせて盛り込まれていた「4号特例の縮小」が確定的になりました。木造 2階建ても対象になる構造審査には、実は問題があります。あまり知られていない “構造審査の落とし穴 ”は何か。本紙最新6月30日号のトップ記事では、佐藤さんに、現在明らかになっている情報から見解を伺います。
4面の木材ライター向井さんによる連載「木材刻刻 ウッドショックの行方」では、前号に続き、ウッドショックによる家づくりへの影響に関して、市況変化や需給動向、サプライチェーンを読み解きながら、流通筋、業界関係者への取材などを通じてリポートします。
11面のニュースでは、住宅や不動産事業にも力を入れる総合建設業の増木工業(埼玉県新座市)のホールディングス化を詳報。同社は6月1日付けで持株会社制に移行し、その傘下に分社化した住宅やリノベーション、木造施設の建築などを手がける増木工務店、 総合建設業の増木工業、不動産・リフォームの増木を置きました。
1872年の創業から6代続けてきた増田家による事業承継ではなく、3事業を分離独立を選択した理由、それによるシナジー効果はどこにあるのか。増木ホールディングス社長の増田敏政さんに話を聞きました。
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