岡田工業(横浜市)は、パソコンやスマートフォンで24時間いつでもどこからでも内覧できるバーチャル住宅展示場「LIVRA(リブラ) WORLD」の一般公開を6月から開始した。また、同展示場への出展社(関東・東海エリアの工務店)の申し込み受け付けも開始した。
顧客のニーズに合わせた間取り選択や、複数の住宅との比較検討が可能で、外壁・内装のカラーシミュレーションや価格シミュレーション機能などは今後、随時実装していく。バーチャルで家具サイズや配置を確認後、ワンストップで購入できるサービスなど、住宅紹介だけでなく顧客のライフスタイルをサポートできるさまざまなサービスの提供を実現するプラットフォームを目指す。
同社は、建築コストが不要なだけでなく、同展示場は出展時の費用も安価なため、中小規模の工務店の出展にはメリットが多いとする。現在、関東・東海エリアの工務店の出展を募集している。顧客は同サービスを利用し戸建て住宅のイメージや概算価格などを家族で共有、把握したうえで、来店予約やオンライン相談を行うため、購入確度の高い顧客を工務店へ送客できるとする。今後5年間で400棟のモデルハウスの出展(掲載)を目標に掲げる。
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