国土交通省は6月27日、「建設労働需給調査結果」5月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.0%の不足となり、4月と比べ0.3ポイントと不足幅が縮小。前年同月(0.1%過剰)比では1.1ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、型わく工(土木)で均衡、その他の職種で不足。8職種全体で1.0%不足となった。型わく工(建築)の不足率(2.7%)が最も大きい。また、鉄筋工(建築)の過不足率の対前年の増加幅が大きくなっている(マイナス0.5%→2.0%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2022年5月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1708店・社の手持現場9874カ所、一般工2万9345人を対象に調べたもの。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。