ダイテック(東京都中央区)は6月27日、日本モーゲージサービス(東京都港区)の連結子会社で住宅保証サービスなどを提供する住宅アカデメイア(東京都港区)と、住宅事業基幹クラウドシステムのプロダクト連携を開始すると発表した。同社が提供する「注文分譲クラウドDX」と住宅アカデメイアが提供する「助っ人クラウド」の連携により、住宅事業者のさらなる業務効率化とDX化を推進する。
「注文分譲クラウドDX」は、顧客管理から商談、契約、見積、実行予算、発注、査定、支払、アフターまで一貫処理できるクラウドシステム。注文・分譲住宅の両事業に対応し、経理・会計分野に優れる。一方、「助っ人クラウド」は、住宅業務の一元管理に加え、アフター点検やリフォーム改修提案、中古住宅評価額査定による売却提案等といったアフター事業の利益創出を強みとする。今回、「注文分譲クラウドDX」に登録されている物件情報や顧客情報等の主要データを「助っ人クラウド」に連携することで、ユーザーである住宅事業者は両製品のメリットを得ることができるという。
世界中で急速にインフレが進み、住宅業界では資材や住宅設備等の高騰による原価上昇が深刻化するなか、最大限の利益を確保するための業務効率化が喫緊の課題となっている。今回、「注文分譲クラウドDX」と「助っ人クラウド」が連携し、住宅事業のあらゆる業務をより広範囲にわたって一貫処理できるようになることで、さらなる業務の効率化に貢献できるとする。
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