トヨタホーム(名古屋市)は6月23日、総タイル張り仕様「バリュースペック」を発売した。対象はシンセシリーズ全商品(エスパシオシリーズ、LQは除く)。
17柄と83タイルを用意し、保証期間を従来の2年間から30年間に延長。総タイルにより質感を大幅に向上させるのに加え、高硬度で傷がつきにくく、色あせなどの劣化もほとんどないため、新築時の外観を維持しやすくなるという。サイディングボードで必要な再塗装が不要なことから、メンテナンスコストも削減。従来のタイル製品より価格を抑えて設定し、顧客の費用負担を軽減する。
また、総タイルとあわせて小屋裏空間や全館空調システム「スマート・エアーズPLUS」の装備など、快適な空間を提案していく。
同社は、同仕様によってデザイン力とメンテナンスコスト低減を両立し、長期の保証期間を設けることで顧客の住まいの価値向上を図るとしている。
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