LIXIL(東京都千代田区)は、関東・関西に住む20代〜60代の主婦1030人を対象に「通風と節電」に関するアンケートを行った。
調査によると、「通風」という言葉の認知率は9割弱(87.9%)で、その節電効果については約7割が知っていた。「通風」を認知している人(905人)に、通風のために何か実践しているか聞くと60.7%が「ある」と回答。実践項目の1位は「窓を開ける」、2位は「扇風機を使用する」、3位は「換気扇を使用する」だった。
夏場に窓を開ける回数については平均で3.8回。開けるタイミングは「朝起きたとき」が最も多く、84.1%にのぼった。
昨年、節電のために自宅の窓を開ける回数が増えたかたずねると、44%が「増えた」(かなり増えた13.1%、少し増えた30.9%)と回答。年代が下がるほど増加の割合が高くなっており20代では約6割(57.8%)が「増えた」と答えている。
「通風」の方法も聞いた。ほぼ全員(98%)が知っていたのは「窓を開けるときは、風の入口と出口の2カ所開けると風が流れやすい」。「窓を開けるときに、扇風機を併用すると効果的に空気を循環できる」の認知度は88.4%と高かったが、このうち27%は知っているのに実行していないことがわかった。
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