竹中工務店（大阪市）はこのほど、農林水産省と「建築物木材利用促進協定」を締結したと発表した。
同協定は、2021年10月に施行した「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に伴う制度に基づいて締結。同社の「中高層木造建築物等の推進による木材利用拡大」に関する構想に対し、両者が連携・協力し取り組みを促進する。
同社は同協定を通じて、中高層木造建築物等での国産木材利用の促進、森林資源と地域経済が持続的に循環する「森林グランドサイクル」の構築を図る。農林水産省は、同社への技術的助言や活用可能な補助事業等の情報提供を行うとともに、同社の取り組みついて発信していく。
締結式の様子 竹中工務店 佐々木社長（左）と林野庁 天羽隆長官
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