住宅・不動産会社のセイズ(東京都葛飾区)は、パッシブハウスジャパン理事で建築家の松尾和也氏(松尾設計室代表、兵庫県明石市)とのコラボレートにより、狭小地でエネルギー・光熱費をゼロにする完全ゼロエネルギー住宅「ZERO-e+(ゼロ・イー・プラス)」を企画、9月のモデルハウスオープンを目指す。
主なポイントは3つ。
(1)夏の日射遮蔽、冬の日射取得を最大限に行える庇をはじめとするパッシブ設計。
(2)建物の熱効率を高める高性能断熱材(発泡ポリウレタン100mm)、床下・小屋裏エアコン、高断熱二重サッシの採用。
(3)狭小地で光熱費ゼロを実現する太陽光発電、太陽熱温水器の採用。
専用サイトもオープン。将来的には、同仕様の分譲住宅を地域の子育て世代向けに提供していきたい考えという。
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