Qセルズグループ(ドイツ サクソニーアンハルト州)は、60セルモジュールとしては世界新記録となる出力301Wpを達成したと発表した。出力結果は、第三者的な検査機関SGSが認定した。
今回のモジュールは、昨年の発表以降開発を進めている「クアンタム」がベース。セル裏面には機能性ナノ薄膜を使った多結晶シリコンウェハーを採用、スクリーン印刷によるメタルコンタクト(半導体)を実現した。このセル60枚を導電接着剤を用いて接続することで、モジュール化。ホウ素・酸素による光劣化現象を防ぐとともに発電量が増加したという。
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