オフィスの内装工事を手掛けるエス・ビルド(大阪市)は6月16日、新築戸建て住宅への引っ越し経験がある人を対象に実施した「新居の家具選び」に関する調査結果を発表した。有効回答数は1047人。それによると、引っ越しの際に家具を「買い替えた」(一部51.3%、ほとんど34.7%、すべて10.1%)人は9割以上にのぼった。このうち、最もこだわって選んだのは「ソファ(29.9%)」「ダイニングテーブル(27.0%)」「カーテン(11.3%)」と回答。それぞれ長く過ごすリビングで使用することから、部屋の印象や使い勝手を意識して選択するケースが多いことがうかがえる結果となった。
購入予算について聞いたところ、最も多かったのは「21~30万円程度(17.4%)」で、次いで「11~20万円程度(16.6%)」「41~50万円程度(16.0%)」と続いた。
家具を選ぶ際、特に重視した点については、65.7%が「部屋の雰囲気に合っているか」と回答。「自分の好みに合っているか」は52.6%、「色調」は33.4%だった。コスパよりもデザイン性や統一感を重視している人が多く、理想の部屋作りのために家具を選び、自分にとって居心地の良い空間を実現しようとしていることがうかがえる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。