住友林業(東京都千代田区)は7月13日、宮城県東松島市(阿部秀保市長)と「復興まちづくりにおける連携と協力に関する協定」を締結した。東松島市の新たな産業の創出、木を軸とする「木化都市」の実現に向けて、両者で協力関係を結び取り組んでいく。
具体的には、平地(沿岸部被災地跡)における防災林づくりと林業の推進、公営住宅や文教施設などの木化推進、木質バイオマスの燃料調達や燃焼技術などで協力。
復興まちづくりの第一歩として、大きな被害を受けた野蒜(のびる)地区の住民が多く避難しているひびき工業団地の応急仮設住宅敷地内で、同社が建設に協力した木造仮設診療所「北原ライフサポートクリニック東松島(仮称)」を同日オープンした。木造軸組平屋建てで約10.52坪。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。