マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、19回目となる「マンションのブランド」に関するインターネット調査の結果を発表した。回答者数は1万122名。
マンション購入経験者・意向者(全体の約3割)に対し、価格や仕様、立地などの条件がほぼ同じ場合、一戸建てとマンションのどちらに住みたいかを聞いたところ、「一戸建て」は54.8%、「マンション」は20.8%だった。東北・中部では「一戸建て」が約65%となっている。一戸建てに住みたい理由は「駐車場代がかからない」「庭を造ることができる」「管理組合などのわずらわしさがない」などが上位に。マンションに住みたい理由としては、「セキュリティが充実」「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」「気密性、断熱性が高い」が上位になった。
マンション購入経験者・意向者に対し、マンション購入時の重視点を聞いたところ、「最寄駅からの距離」が最も多く65.4%だった。次いで「生活環境の利便性」64.5%、「日当たり・採光」が60%と続いた。「生活環境の利便性」「地域の治安」「間取り」「収納スペース」は女性が高く、「通勤・通学のしやすさ」は男性50代や女性若年層で高くなっている。
マンションブランドの認知度については、「ライオンズマンション」が51.4%、「プラウド」「ザ・パークハウス」が各30%台、「グランドメゾン」が29.8%、「サーパス」「パークシティ」「ブリリア」「レーベン」が各2割強という結果になった。
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