伝統木構造の会(東京都渋谷区)は、現存している伝統木造建築物の構造計算手順や方法を現物に即して学べる講習会「実務で使える木構造計算講習会」を東京で開催する。
講習会では、国の重要文化財に指定されている奈良県橿原市今井町の「高木家」を取り上げ、構造計算の基本事項や伝統木造建築物と現行建築基準法に合致した建物の工法の違いなどについて解説。また、「許容応力度等計算」による解析手順などを複数回にわたって具体的に講義する。講師は、同会会長・増田一眞氏。
参加費は、一般2万1000円、学生1万2000円。開催日時は、7月29日(日)、8月25日(土)、9月22日(土)、10月20日(土)、11月17日(土)、12月22日(土)。会場は、工学院大学新宿校舎(東京都新宿区)。定員40人程度。
問い合わせは、伝統木構造の会(電話:03-3370-8528)。
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