米国シリコンバレーを拠点とするスマートホーム開発スタートアップのHOMMA Groupは、米国オレゴン州ポートランドに賃貸住宅「HOMMA HAUS Mount Tabor」(ホンマハウス マウントテーバー)を竣工し、賃貸契約を開始した。
「HOMMA HAUS Mount Tabor」は、同社が開発したスマートホーム技術「Cornerstone AI(TM)」を初めて搭載した全18戸のスマートホーム。居住者は専用アプリを入居時にダウンロードするだけで、ドアロック、照明の調光・調色、空調をすべてコントロールすることが可能。間取りは、日本の狭小住宅のノウハウを活かした効率的な間取りで、敷地面積に対してサイズ以上の快適性を確保しているという。コミュニティ内のコートヤードには木々やベンチが配置されており、仕事や趣味の時間をゆったりと過ごすことができる。外観は、「都市型プレミアムコンパクト住宅」をコンセプトとするモダンなデザインが特徴。
スマートホームという独自技術による付加価値により、周辺相場に対して11%上回る賃貸価格で、市場に物件情報を開示している。
同社は、不動産、建築デザイン、テクノロジー開発のすべてのセクションを社内に置くことで、より完成度の高い独自のスマートホーム開発を目指している。現在は米国ポートランド近郊に複数の「HOMMA HAUS」を開発中。先進的なスマートテクノロジーに加え、デザインの美しさと機能性を両立した「HOMMA HAUS」は、時代の変化に伴うライフスタイルの進化へ対応する新しい住宅のあり方を提案する、フラッグシップとしての役割を担うプロジェクトでもあるとする。
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