国土交通省は6月10日、「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」の2021年度受注分を発表した。リフォーム・リニューアルの受注高は前年度比10.0%増の11兆6979億円。このうち住宅は17.5%増の3兆7477億円、非住宅は6.8%増の7兆9501億円となった。
住宅を工事種類別に見ると、増築工事が15.9%増の688億円、一部改築工事は1.1%減の995億円、改装・改修工事が26.9%増の2兆9021億円。維持・修理工事が8.8%減の6774億円となった。
住宅の用途・構造別では木造戸建てが1兆7698億円(対前年度比13.8%増)で最も多く、次いでコンクリート系構造の共同住宅が1兆4629億円(同27.4%増)。発注者は個人2兆4640億円(同14.5%増)、管理組合5798億円(同47.9%増)の順に多い。
また、2021年度第4四半期(2022年1~3月)の住宅の受注高は前年同期比3.7%増の8084億円となっている。
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