国土交通省は6月1日、省エネ・省CO2に係る先導的な技術を導入した住宅・建築物のリーディングプロジェクトを支援する「省CO2先導プロジェクト2022」(サステナブル建築物等先導事業・省CO2先導型)の公募を開始した。
募集は、①一般部門(戸建住宅、共同住宅、非住宅建築物)、②中小規模建築物部門(非住宅)の2部門。今回の第1回提案募集では、LCCM住宅(共同)部門と、分譲住宅部門(TR事業者)は募集しない。
主な事業要件としては、▽新築される住宅・建築物については、ZEH・ZEB基準の水準の省エネルギー性能を満たすものであること、▽材料、設備、設計、運用システム等において、CO2の削減、健康、災害時の継続性、少子化対策等に寄与する先導的な技術が導入されるものであること――など。事業期間は、採択年度を含め原則4年以内に完了するもの。
住宅の先導的な技術としては、高い断熱性能による省エネ化のほか、「地域の卓越風の最適利用による省エネ化」「太陽光発電と蓄電池の併用によるレジリエンス性の向上」「HEMSによるエネルギー消費の最適制御」などが例示されている。
補助率は補助対象費用の1/2。補助限度額は1プロジェクトあたり原則5億円。非住宅・共同住宅(一般部門)の新築事業は建設工事費の5%以内の額。戸建住宅(一般部門)は1戸あたり200万円。
応募期間は7月5日(火)まで。詳細はこちら。
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