国土交通省は6月1日、既存建築物省エネ化推進事業の企画提案の本年度第1回募集を開始した。民間事業者等が行う既存建築物(非住宅)の省エネ改修等を支援する。
事業の要件は、①躯体(壁・天井等)の省エネ改修(高機能換気設備を設置する場合は、躯体又は外皮の改修)を伴うものであること ②改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれること ③改修後に一定の省エネ性能に関する基準を満たすこと ④改修後に耐震性を有すること ⑤省エネ性能を表示すること ⑥事例集への情報提供に協力すること――等をすべて満たすこと。
②に関しては、▽外皮改修面積割合が20%を超える場合は15%以上、▽高機能換気設備を設置する場合は、改修に係る部分でのエネルギー消費量の算定が可能――としている。
補助率は補助対象工事の3分の1。補助限度額は5000万円/件(設備部分は2500万円)。バリアフリー改修工事を行う場合は2500万円が加算可能。
応募期間は6月30日(木)まで。詳細はこちら。
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