中小企業基盤整備機構(中小機構、東京都港区)は、スタートアップの成長加速化を支援するアクセラレーション事業「FASTAR」の2022年度支援先企業の公募を開始した。公募期間は6月30日まで。
「FASTAR」は IPOやM&Aなどを視野に、ユニコーン企業や地域有力ベンチャーを目指すスタートアップや個人を対象に、資金調達や業務提携に向けて、成長の加速化を支援する事業。同機構の専門家が専任メンターとして、事業戦略や経営課題解決のためメンタリングを約1年間継続的に行い、事業計画のブラッシュアップを支援するほか、外部メンターのオンデマンドメンタリングにより、事業戦略の解像度をより高めていく。そのほか、セミナー・ワークショップの開催によるスタートアップの成長に必要なナレッジの提供や、実証実験、テストマーケティングのパートナー探索、PoCの検証サポートなども行う。また、VCや大企業へのピッチ機会の提供や個別のマッチングなどで、資金調達や事業提携の機会を創出する。
過去には、2019、2020、2021年度にそれぞれ2回の募集を実施し、医療、バイオテクノロジー、ヘルスケア、メカ・ロボティクス、AI分野などで成長を目指す64社を採択。参加企業では、資金調達などの実績が数多く出ているという。
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