アイカ工業(名古屋市)は6月2日、レジンテーブルやインテリア小物、アクセサリーの製作に使用する厚物注型用エポキシ樹脂「アイカピュアレジン」を開発したと発表した。家具木工市場を対象に幅広く提案・販売を行っていく。
海外では、エポキシ樹脂と天然木を組み合わせたテーブル「レジンテーブル」「リバーテーブル」が話題を集めており、異素材を組み合わせるユニークさや高級感、デザインの自由度の高さなどから、日本でも人気が高まっているという。国内に専用樹脂を扱うメーカーが少ないことから、接着剤開発で培ってきた樹脂設計技術を活かし、今回新たに厚物注型用エポキシ樹脂を開発。紫外線で黄変しにくく高い透明度を長期間維持できるほか、硬度が高く、硬化促進剤の添加量で硬化速度を調整できる。このため、天然木等の意匠を生かしながら、高耐久に仕上げることが可能だという。
着色トナーは6色をナインナップ。添加量や混ぜ方で好みの色合いに調整できる。年間販売目標は5000万円。
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