丸山木材ホールディングス(岐阜県中津川市)の子会社で、木質構造建築の構造設計を手掛ける木構堂(岐阜県美濃加茂市)と住友林業(東京都千代田区)はこのほど、木造非住宅分野の構造設計業務において、業務委託契約と出向契約を締結した。契約期間は2022年6月1日から2025年3月31日まで。
これにより木構堂は、設計業務を担う人材を住友林業に派遣し、住友林業が推進する木造や混構造建築物の構造設計業務をサポート。住友林業社員とともに、構造設計の計画立案や設計・現場指導を請け負う。両社は今回の契約締結により、人的交流を含む連携を進め、非住宅分野への事業拡大を推進していく。
木構堂では、4号特例の縮小やカーボンニュートラルに向けて、木造建築物の需要が増えるとみて、木造建築物の構造設計業務の推進に一層取り組む考え。
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