パナソニックハウスソリューションズ(大阪府門真市)は8月1日、システムバスの新ブランド「BEVAS(ビバス)」を発売する。水栓、収納、手すり、照明などの部材を集約したり、床表面から排水口接続部まで継ぎ目なく覆うことにより、掃除や手入れをしやすくした点が特長だ。
独自の素材と技術を用いた特殊シートの「3Dプロテクトクリーンフロア」は、フッ素・有機ガラス系素材を配合しており、汚れが取れやすいという。シャワーには掃除用の水流モードも加え、排水口・床・天井、壁などの気になる部分を簡単に洗えるようにした。
同システムバスは、3種類の入浴スタイルと多様なデザインの274の組み合わせから、自分の暮らし方や好みにあった浴室にカスタマイズすることもできる。
同社では、生活者を対象に行った独自調査の結果から「近年、消費行動が変化し価値観が多様化する中で、従来に比べ風呂で過ごす時間が増加した人や、今後、バスタイムを充実させたい人が多数いることが分かった」とし、「バスルームでの過ごし方も世代や家族構成によって異なり、個々に違うニーズを持っている」と分析する。
同システムバス(160cm×160cm)の希望小売価格は税込みで144万4000円。
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