群馬セキスイハイム(群馬県前橋市)はこのほど、2021年度の新築戸建て住宅において、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の中で環境貢献度が最高ランクの『ZEH』比率が過去最高の86%となったと発表した。
同社は、基準一次エネルギー消費量から100%以上の削減が定められている『ZEH』普及に注力。大容量PVを搭載した環境共生の住まいを積極的に展開したほか、体感型ショールームなどを活用した提案力強化によって、『ZEH』比率を86%、全体のZEH比率も94%に向上させたとしている。
また、同社は頻発する自然災害時の停電リスクを見据え、大容量PVと蓄電池を搭載した「エネルギー自給自足型住宅」も積極的に提案している。セキスイハイムグループでは、大容量蓄電池「e-PocketGREEN」を搭載し、年間使用電力量の約73%(約260日分相当)をPVで賄う「新スマートパワーステーションFR GREENMODEL」を2021年に発売。環境貢献、レジリエンス、新生活様式への対応を強化しており、2021年度の蓄電池採用率は前年比21ポイント増の80%となった。
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