大建工業、不燃ルーバーに2つの施工方法を追加

大建工業（大阪市）は、基材にダイライトを使った内装用不燃ルーバー「グラビオルーバー」シリーズに、金属工事や軽天工事に適した2種類の施工方法を追加して6月21日に発売する。

グラビオルーバーは、ロックウールやシラス（火山性ガラス質材料）を原料にした独自素材「ダイライト」を基材に使用することで、軽量でありながら優れた防火性と加工性を発揮する不燃ルーバー。幅・高さともに1mm単位でのオーダーが可能で、30～150mmのサイズに対応。色柄も豊富で、天然木突板仕上げの「グラビオルーバーUS」8樹種、木目シート仕上げの「グラビオルーバーUB」40柄を揃える。

これまで施工方法は、中芯部材を鋼製下地にビス固定→ルーバー本体を中芯部材に接着剤・ネイル固定→小口キャップを接着する「直付式」のみだったが、新たに「ボルト固定式」と「クリップ固定式」を追加する。
ボルト固定式は、吊ボルトにハンガー・ストリンガーを設置→ルーバー本体を挿入しておいたM6ボルトでストリンガーに固定する。クリップ固定式は、吊ボルトにハンガー・野縁受けを設置→ルーバー本体をクリップとビスで野縁受けに固定する。どちらも縦継ぎしない場合は小口キャップを接着する。

直付式（既存品）

ボルト固定式

クリップ固定式

ボルト固定式は、突板仕上げのUSが3万200円/本〜、シート仕上げのUBが2万4400円/本〜（見付幅：30、高：50〜150、長US/UB：2420/2730）。
クリップ固定式はUSが2万5800円/本〜、UBが1万9500円/本〜（見付幅：38、高：50〜150、長US/UB：2420/2730）。