厚生労働省は5月24日、毎月勤労統計2021年度分結果(確報)を公表した。現金給与総額は32万604円(前年度比0.7%増)で、うち一般労働者が42万1092円(同1.0%増)、パートタイム労働者が9万9971円(同0.9%増)。建設業は42万150円(同0.9%増)だった。
建設業の現金給与総額のうち、所定内給与は32万1446円(同1.3%増)、残業など所定外給与は2万5533円(同5.1%増)、特別に支払われた給与が7万3171円(同2.6%減)だった。
建設業の一般労働者は43万8175円(同1.1%増)。所定内給与は33万3984円(同1.5%増)、残業など所定外給与は2万6995円(同5.5%増)、特別に支払われた給与が7万7236円(同2.5%減)だった。
パートタイム労働者は12万5398円(同6.7%増)。所定内給与は11万6428円(同5.7%増)、残業など所定外給与は2272円(同4.7%増)、特別に支払われた給与が6698円(同32.7%増)だった。
建設業の月間総実労働時間は164.8時間(同0.0%)で、残業など所定外労働時間は13.9時間(同4.9%増)。出勤日数は20.2日(前年度差0.1日減)。
建設業の一般労働者は169.5時間(前年度比0.1%増)、所定外労働時間は14.6時間(同5.3%増)、出勤日数は20.5日(前年度差0.1日減)。パートタイム労働者は88.4時間(前年度比0.3%増)、所定外労働時間は1.6時間(同8.4%増)、出勤日数は14.6日(前年度差0.1日増)。
建設業の労働者総数(事業所規模5人以上)は、282万8000人(前年度比2.1%増)で、入職率は1.21%(同0.04ポイント減)、離職率は1.18%(同0.03ポイント減)。一般労働者は266万5000人(同1.8%増)、パートタイム労働者は16万3000人(同9.3%増)だった
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