工務店・ビルダーに対しスマートハウスのコンサルティングを行う絆ジャパン(東京都新宿区)は、レジリエンスジャパン推進協議会(東京都千代田区)主催の「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞) 2022」において、スマートハウスの商品開発・販売ノウハウとして同社が提供する「ハウジングテック(Smart2030零和の家)」が優秀賞を受賞したと発表した。
ジャパン・レジリエンス・アワードは、次世代に向けたレジリエンス社会を構築するために全国各地で展開されている“強靭化(レジリエンス)”に関する先進的な活動を発掘・評価し、表彰する制度。
今回、優秀賞を受賞した「ハウジングテック(Smart2030零和の家)」は、太陽光発電システムと蓄電池およびEVを組み合わせることで、再生可能エネルギーの自給自足率100%を実現し、地震や台風などによる停電時に対応。高い耐震・制振技術も取り入れ、災害に強いスマートハウスとなっている。住宅コンサルタント会社エスイーエー(新潟県上越市)と業務提携し、エスイーエーが推進するスマートハウス「Smart2030 零和の家」を、絆ジャパンが「ハウジングテック」としてその商品開発・販売ノウハウをパッケージ化し販売することで、全国への普及・展開を加速させている。
EVを住宅設備(移動式蓄電池)と捉え、災害時の停電でも電気の使用を可能にした“レジリエンス性”や、災害時も電気が使えるため、緊急時には家が避難所になる“公共性”、ZEH基準の省エネ性能を確保し、電気を自給自足する家づくりのノウハウの“波及性”などが高い評価を受けての受賞となった。
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