LIXIL住宅研究所(東京都江東区)アイフルホームカンパニーは、主力商品「FAVO(フェイボ)」において、未就学児がいる共働き世帯をメインターゲットとした新商品「FAVO for KIDS #育てやすい。暮らしやすい。」を5月21日に発売する。
同商品では、未就学児を持つママたち「ママアンバサダー」の声を集め、仕事・家事・子育てがしやすくなるさまざまな工夫を施した。1階には主寝室・水回りを設け、子どもが小さいときは1階のみで生活できるような間取りとしたため、子どもが寝た後もすぐに様子を見に行けるなど安心して過ごすことができる。テレビ裏には子どものおもちゃなどを片づけられる収納を設けたほか、リビングに着替えや荷物を収納できる「コックピット収納」を設置。「着替える→荷物をとる→家を出る」行動がスムーズに行えるようにした。
庭をLDKで囲むことで外とつながり、使用済みオムツを外のごみ箱へ捨てるオムツ替え動線も確保。ママと会話ができるキッチン前カウンターの横には、勉強道具やランドセルが置ける棚を配置した。
フローリングには、菌・カビ・ウイルスや臭い、VOC(揮発性有機化合物)などを、蛍光灯やLEDなどの室内光で分解できる“可視光応答型光触媒”を用いた「清潔すこやかフロア(光触媒塗布床材)」を採用。そのほか玄関の近くに洗面所を設ける「玄関手洗い」など、コロナウイルス対策も取り入れた。
共働き世帯が増加傾向にあるなか、アイフルホームは2008年から社内シンクタンク「キッズデザイン研究所」を創設し、「子ども目線」「子ども基準」の住まいを提供。2022年からは、未就学児の子どもを育てながら仕事をしているママたちをアンバサダーとして組織化し、子育て生活でのさまざまな意見を集め、商品開発に反映している。
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