5月20日発行の新建ハウジングのトップ記事では、天野保建築(山梨県富士吉田市)の新モデルハウスにフォーカスします。同社は4月、HEAT20・G3超(省エネ基準の地域区分4)の断熱性能を備え、 同社の事務所と代表の天野洋平さんの自邸を兼ねるモデルハウスを完成させました。
今後は、隣接地にあり、規格型高性能住宅のモデルタイプとして施工した、 G3に近い性能を持つオーナー邸とあわせて、高性能住宅の体感装置・情報発信拠点として活用していきたい考え。販売(受注)チャンネルを複層化することで、幅広いニーズに対応すると同時に、顧客層を限定してしまうことによる「営業・経営的なリスクをヘッジ」するという狙いもあります。
住宅ライター大菅力さんによる「最小人数で生き残るnano工務店の経営術」では、今回特集するのはHATAホーム(埼玉県日高市)の畠山博さん。高校卒業後に塗装工から大工、現場監督を経て独立したキャリアを振り返りながら、現在の高性能住宅を手掛けるようになった経緯を含めて深掘りします。
人気連載「一寸先は闇!トラブル防げ!工務店ケーススタディ」では、『造作フィックス窓に滴る結露』問題を特集します。建築家が「吹き抜けの上部に大きなフィックス窓を造作で付けたい」といい、見積もり金額が折り合わないため、その窓だけ、建築家が連れてきた業者で設置することに。ところが引き渡し後にひどい結露が発生してしまい・・・。泥沼化したトラブルの顛末はいかに—。
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