タカラスタンダード(大阪市)は、東京都・墨田ショールームをマンションリフォーム特化型ショールーム「東京MRe(エムアールイー).墨田ショールーム」に改称し、5月14日にリニューアルオープンした。同社は、首都圏でのリフォーム売り上げ拡大を重点課題の一つとし、営業体制の見直しやショールーム強化などに取り組んでいる。今回、マンションストック戸数が全国トップの東京都を注力すべき重要な市場だとして、同ショールームを全面リニューアル。首都圏におけるマンションリフォームの主要拠点とし、さらに強化していく。
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「MRe.」は、マンションリフォームとリノベーションの二つの単語を意味する
マンションリフォームは構造上、現場ごとに異なった対応が求められるため、同社のリフォームではきめ細やかな独自の商品ラインナップで、さまざまなケースに柔軟に対応している。同ショールームでも、キッチンの既設配管対応や浴室のドア位置変更など、さまざまなケースに合わせた展示を用意し、制約の多い現場での対応力が視覚的にわかるようになっている。ほかの総合ルームでは展示しきれない細かい事例を紹介することで、マンションリフォーム特有の悩みを解決する提案を行っていくという。
2階には、マンション構造を学べる得意先向けの研修施設「東京MRe.墨田テクニカルベース」を新設。実際の現場では見られない壁構造や配管状況などをガラス張りにして再現し、リフォーム前の現場調査方法や納まり知識を習得することができる。流通店やリフォーム店に、同社商品の知識や工事力を身に付けてもらうことで、独自のラインナップと対応力を持つ同社の魅力をより深く理解してもらうという。
ショールームの延床面積は336m2、テクニカルベースの延床面積は約217m2。
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「東京MRe.墨田テクニカルベース」浴室現場の構造を分かりやすく展示(左)、梁を想定したキッチンの展示(右)
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