日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)はこのほど、地震への備えを広く進めていきたいとの思いから「住まいと生活を安全・安心に 木耐協オンラインセミナー」を開催。セミナー参加者を対象に「地震・災害対策」に関するアンケート調査を実施した。『東日本大震災クラスの地震に、自身が遭うと思うか』を聞いたところ、85%の人が「はい(遭うと思う)」と回答した。
『これまでに体験したことのある最大震度』は「震度5弱」が最多。次いで「震度5強」と、約75%の人が震度5弱以上の地震を体験していることがわかった。
「自宅から最寄りの避難所を把握している」人の割合は96%。避難所を把握している一方で、「いざという時、避難所に入れると思う」と答えた人は25%にとどまった。
これらの結果から同組合は、いざという時に自宅で安全に過ごせる「在宅避難」の重要性を訴えている。
調査対象者は150人。
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