戸建て住宅の地盤調査・改良工事を行うジャパンホームシールド(東京都墨田区)は、2010年10月から同社が提供しているスクリュードライバーサウンディング試験(SDS試験)の調査実績が累計で1万件を超えたと発表した。
SDS試験は、従来の測定データに加え回転トルク値などのデータを「分析」することで土質を判別、関東ローム層や腐植土といった土質ごとの特徴を加味して地盤を評価する方法。専用のユニットを装着するだけのため調査費用が安価で済むのが特徴で、これを用いた安価な液状化判定システムの開発も進められている。
今後、地盤調査におけるSDS試験の社内比率を現在の15%から2014度中に40%まで高めていきたいとする。
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