日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合(大阪府高槻市)は5月11日、同社が提供する工務店向けアフターサポート代行サービス「おうちケア定期便」が、アンドパッド(東京都千代田区)のクラウド型施工管理アプリ「ANDPAD」とデータ連携を開始したと発表した。
これにより、ANDPADから簡単な操作で「おうちケア定期便」を申し込めるようになり、利便性が向上。「おうちケア定期便」で提供する住宅履歴システム「家歴書ネット」にANDPADから案件データが連携されるほか、点検・メンテナンス情報がANDPADにフィードバックされる。戸建て住宅オーナーへの定期点検や、劣化防止工事、リフォーム工事の提案を効率的に行えるという。同連携は、両サービスの契約事業者のみ利用可能。
工務店の経営効率化においてアフターサポートや住宅履歴データの蓄積・管理業務のコスト削減が課題となるなか、「おうちケア定期便」は低価格でこれら業務のアウトソースが可能。今回、ANDPADと提携することで、施工時の案件データをアフターサービスに生かせるようになり、施工管理からアフターサポート・OB管理データの一気通貫が実現する。しっかりとアフターサービスを提供することで、顧客満足と住宅の長寿命化、資産価値の維持に貢献したいとする。
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