熟練技能保有者ほど給与高い傾向
給与支給額に関して、登録基幹技能者の平均給与額は39万9000円、職長は38万1000円、日本人技能労働者32万7000円で、概ね熟練技能を保有する立場ほど給与支給額は高くなっている。
登録基幹技能者の給与については、前回調査と比べるとわずかだが給与が「減少」している企業が増加。職長の給与は、「増加」が前回調査より約4ポイント減少し、「横這い」が約4ポイント増加しており、給与の伸びはやや鈍化していると思われる。日本人技能労働者の給与は、29.6%が「増加」しているが、前回調査より約4ポイント減少した。
給与の支払い形態は、「月給(固定給)」が64.8%、「日給月給」が 50.4%と続く。社員数が多い企業ほど「月給(固定給)」制の割合が多い。「日給月給」制の割合は、「鉄筋工事業」で多い。
外国人技能実習生の給与は、42.8%が「増加」しており、前回調査とほぼ同様。また、外国人就労者の給与については、「増加」が51.4%で、前回調査より約6ポイント増加した。
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