新建ハウジングでは工務店・住宅関連事業者を対象に“リフォーム・リノベーション・家守り”の現状を調査した。ほとんどの工務店にとって、リフォーム・リノベーションは重要な事業のひとつで、9割以上がリフォーム・リノベ単体でも受注している。OB顧客限定など、受注を絞っている事業者は1割に満たない。また、全体の39.1%は新築とは別の事業として展開していると答えている。
工務店のリフォーム・リノベ・家守り、現状は?
リフォーム・リノベは不可欠な事業、4 割は「新築と別事業」で展開
「リノベ工務店プロジェクト」の始動にあたり、新建ハウジングでは工務店・住宅関連事業者を対象に“リフォーム・リノベーション・家守り”の現状を調査した。ほとんどの工務店にとって、リフォーム・リノベーションは重要な事業のひとつで、9割以上がリフォーム・リノベ単体でも受注している。OB顧客限定など、受注を絞っている事業者は1割に満たない。また、全体の39.1%は新築とは別の事業として展開していると答えている。
売上に占めるリフォーム・リノベの割合が、新築よりも多い工務店はほぼ半数に上った。経営上もたいへん重要な事業だと言えよう。一方で単価の高い、中・大規模リフォーム・リノベの受注件数は少ない。件数だけで見れば工事費500万円未満の、小規模リフォームが工務店の主戦場のようだ。受注している工事内容で見ても、生活者がリフォームとしてイメージするような、内装や水まわりのリフォームが主流。とはいえ・・・
調査方法:インターネット上のアンケート調査
回答数:32(うち工務店・リフォーム事業者など23社)
調査期間:4月18日~ 26日
この記事は、最新号「新建ハウジング5月10日号」(2022年5月10日発行)1・2面に掲載しています。
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