VUILD(ヴィルド、神奈川県川崎市)はこのほど、デジタル家づくりプラットフォーム「NESTING」の受注を正式に開始したと発表した。デジタル設計とデジタル製造による一貫したデジタル化によって、時間と費用のかかる注文住宅を、規格住宅を買うようなスピード感で実現するという。
NESTINGは、LDKに縛られない自由な注文住宅を規格住宅並みの手軽さで実現する家づくりサービス。2021年5月に構想を発表後、11月にプロトタイプを竣工。今回新たに、サイズの異なる3種類の住宅テンプレートをリリースし、本格販売する。
コンパクトなロフト付きキャビンで、最小空間を作りこめるエントリーモデルの「S model」、大空間をカスタマイズできる離れつきの平屋モデル「M model」、大きな吹き抜けで開放感のある2階建ての大空間モデル「L model」の3種類で、それぞれアプリ上で自由に編集しながら見積もりも確認できる。いずれも日本の風土に合ったデザイン・設計を特徴とする。ライフスタイルの変化に合わせて間取りを自由に変更でき、LDKにとらわれない家づくりが可能になるという。
また環境にも配慮し、地域の木材を加工することで建設時のCO2排出量を極限まで抑えるほか、住宅の気密性・断熱性を高め、快適な暮らしと環境負荷の軽減を両立させる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。