旭化成ホームズ(東京都千代田区)は、40~60坪程度の2階建て住宅を想定した躯体「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」を新たに開発し、創業50周年の記念商品にも位置づける同躯体のコンセプトモデル「HEBELHAUS RATIUS|RD(ラティウスアールディー)」を4月28日、販売開始した。販売地域は関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部で、同構造で年間500棟の販売目標を掲げる。
強靭な柱と梁で構成する重鉄制震・システムラーメン構造と、地震エネルギーを減衰するハイパワード制震ALC構造を組み合わせた構造。2階建ての住宅でダイナミックな居住空間を実現でき、特に2階部分は、柱と梁のみで構成するため、大空間を確保できるという。
コンセプトモデルは箱型の形状で、キャンティ架構が特徴的。深い庇を持つベランダやポーチを大開口と連続させ、外部からの視線や日差しをコントロールしつつ、開放的な空間を確保する。外壁の色のグレイッシュストーンは新色で、大開口などに「防災安全合わせガラス」を新たに採用した。
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