被災地以外の地域の復興支援・住宅エコポイントが早期終了するとの発表(6月19日)を受け、予約申し込みの「駆け込み」が起こっているようだ。事務局発表による予約可能ポイント数の推移をみると、この発表以降の申し込みと考えられる6月21日以降に事務局に到着した予約申し込みは、1日あたり約10億ポイントというペースで推移しており、1日あたり約5億ポイントだった発表以前と比べ約2倍に急増。6月29日時点(6月27日到着分まで集計)の予約可能ポイント数は残り約132億ポイントまでになった。このペースが続けば、7月10日前後にも予算に達する見込みだ。
エコポイント対象住宅証明などの業務を行っている関連事業者では、業務が混み合っているという。瑕疵担保保険法人のハウスジーメンは、同証明の審査開始までに7営業日かかる、とホームページで告知。復興支援・住宅エコポイント用耐震改修証明業務についても、同様の日数がかかるという。
予約は、予算に到達した日の前日までに到着した分まで受け付ける。国土交通省と環境省は、予約申し込みの受け付け終了が見込まれる約1週間前には、その旨を通知するとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。