ヤマガタヤ産業(岐阜県羽島郡)は、同社初となるリアルとデジタルのハイブリッド型の木材展示即売会「ムク・DX・ブランドフェア」を、5月26日から28日までの3日間開催する。同社がこれまで自社社屋で行ってきたリアル対面型の展示会に加え、今年はオンラインでも開催。同社の売りでもある一枚板を中心とした豊富な無垢材を取りそろえ、これらの商品はオンラインでも確認、購入することができる。
リアル開催の展示会は、同社と子会社の板蔵ファクトリー(岐阜県瑞穂市)、関連会社の旭商事(岐阜市)の3会場で同時開催。各会場では日替わりで、アウトレット品の販売や朝市などのイベントも行う。最終日に本社会場で開催する恒例のセリは、オンラインでも参加できるようデジタル機器を駆使し、配信用カメラやスマートグラスなどを使って中継する。日本国内だけでなく、海外からの参加も見込んでいるという。
当日は、同社のオリジナルシステム「板蔵 一枚板検索システム」で気になる板をチェック・問い合わせすると、当日までに倉庫から目的の板を出しておくサービスも行う。倉庫に保管されている豊富な木材を、オンラインでスムーズに選択、購入できる。
同社の展示即売会は40年以上の歴史を持つ。「今年は、リアルとデジタルのハイブリッド型の展示会にチャレンジすることで、対面販売が一般的な木材業界において、業界のDX化を促進し、新しい展示会の形を提案したい」と意気込む。
デジタル展示会への参加は、パスワード制のため事前問い合わせが必要。問い合わせは、同社戦略企画室([email protected] TEL.058-271-3111)まで。
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