ミサワホーム(東京都新宿区)は、木質系工業化住宅の最上位ブランド「CENTURY」にZEH・LCCMに対応する「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE(ゼッチアドバンス)」を追加し、4月29日から沖縄県を除く全国で発売する。2022年度の販売目標は700棟。
同住宅では、屋根形状や大収納空間「蔵」の配置をフレキシブルに設計できる「スマートECOフォルム」を採用。大容量の太陽光発電システム搭載と斜線制限などへの対応を両立し、32坪程度からZEH・LCCM住宅を実現する。IoTライフサービス「LinkGates(リンクゲイツ)」で蓄電池・給湯機器を自動制御、翌日の電力量も予測し、発電した電力の自家消費率を高める。
最適な換気量で運転する「邸別一定風量制御」技術を搭載した「フロアセントラル換気システムA7」や、経済的に空調できる全館空調システム「コモンズエア」により、衛生的で快適な空気環境も実現。また、仕事や趣味など部屋の使い方が多用途になったことから、これまで大空間が当たり前だったLDKを分割。自由に使える「フレックスコモンズ」と、キッチンを中心に他スペースや家族とつながる「コミュニケーションハブ」+食事や仕事などに使う「ダイニングラウンジ」の2空間を透過性のある建具で仕切るなど、多様なライフスタイルに合わせた空間を提案する。
日用品や備蓄品を収納できる大収納空間「蔵」と、地震や浸水、風災、雪害、火災への対策を体系化した防災・減災デザイン「MISAWA-LCP」も提案。また、抗ウイルスの玄関ハンドルやビルトイン宅配ボックス、フロアセントラル換気システムや高天井などの採用により、感染症リスクへの対策も行っている。
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